通信プロトコル
応用情報技術者 用語
通信プロトコルは、機器どうしが通信するための取り決めです。TCP/IPでは層ごとに役割が分かれています。たとえば、ICMPは制御メッセージの通知、TCPとUDPはトランスポート層の通信、IPsecはネットワーク層での暗号化、STPはスイッチ間のループ防止を受け持ちます。
プロトコル・方式の役割の違い
| 用語 | 役割 | 見分ける手がかり |
|---|---|---|
| CIDR | ネットワーク部の長さを任意に決めてアドレスを割り当てる | クラスにとらわれない割当て |
| DHCP | IPアドレスを機器に自動で配布する | アドレスの自動設定 |
| NAPT | 1つのグローバルアドレスを複数の機器で共有する | アドレスとポート番号の変換 |
| STP | レイヤー2スイッチ間のループを防ぐ | 冗長な経路を論理的に止める |
| RIP | ルータ間で経路情報を交換する | ホップ数による経路選択 |
| TCP | 順序制御と再送で信頼性を確保する | シーケンス番号を持つ(UDPにはない) |
クラスに関係なくネットワーク部を決めるならCIDR、スイッチ間のループ防止ならSTPです。順序制御や再送のための情報ならTCPのヘッダーです。
取り違えやすい用語
- ICMP(エラーなどの制御メッセージの通知)とDHCP(IPアドレスの自動配布)
- STP(レイヤー2スイッチ間のループ防止)とRIP(ルータ間の経路情報の交換)
- TLS(トランスポート層とアプリケーション層の間)とIPsec(ネットワーク層)とL2TP(データリンク層)
試験での出方
- pingによる接続確認で使うプロトコルを選ぶ(令和5年度 秋期 問33)
- ICMPの機能として適切な記述を選ぶ(令和6年度 秋期 問34)
- マルチキャストの使用例やクラスDアドレスの用途を選ぶ(令和5年度 秋期 問35、令和6年度 秋期 問35)
- イーサネットフレームに含まれる宛先情報の送出順序を選ぶ(令和5年度 春期 問33)
- OSI基本参照モデルでプロトコルが位置する層や、層の上下関係を選ぶ(令和5年度 春期 問34、令和7年度 春期 問43)
- DNSの用語やレコードについて適切な記述を選ぶ(令和6年度 秋期 問33)
- IPアドレスがグローバルかプライベートかなど、アドレスの種類を選ぶ(令和6年度 春期 問31)
- ルータの冗長化に使うプロトコルを選ぶ(令和6年度 春期 問32)
- IPv6の通信をネットワーク層で暗号化するものを選ぶ(令和6年度 春期 問42)
- クラスにとらわれずにIPアドレスを割り当てる方式を選ぶ(令和7年度 秋期 問32)
- UDPのヘッダーにはなく、TCPのヘッダーにある情報を選ぶ(令和7年度 秋期 問33)
- レイヤー2スイッチ間のフレームのループを防ぐプロトコルを選ぶ(令和7年度 秋期 問34)
- データ転送用と制御用に別のウェルノウンポート番号を使うプロトコルを選ぶ(令和7年度 春期 問33)
出題された回
全年度から出題。10問で実力を判定します。登録不要。
解説と用語ページは生成 AI が書き、別の生成 AI が確かめています。作り方