稼働率・MTBF
応用情報技術者 用語
稼働率は、システムが稼働している時間の割合で、MTBF÷(MTBF+MTTR)で求めます。MTBFは故障から次の故障までの平均稼働時間、MTTRは故障してから修復するまでの平均時間です。装置を直列につないだときの稼働率は各稼働率の積になり、並列につないだときは1から全装置が停止する確率を引いた値になります。
性能・信頼性の評価に関する用語の違い
| 用語 | 意味 | 見分ける手がかり |
|---|---|---|
| MTBF | 故障から次の故障までの平均稼働時間 | 故障せずに動いている時間 |
| MTTR | 故障してから修復するまでの平均時間 | 修理にかかる時間 |
| キャパシティプランニング | 将来の負荷を見込んで必要な資源を計画する活動 | 長期的な監視・将来の負荷増加 |
| パフォーマンスチューニング | 現在のシステムの設定などを調整して性能を改善する活動 | 今の性能のボトルネック解消 |
稼働している平均時間ならMTBF、修理の平均時間ならMTTRです。将来の負荷を見込んで資源を計画するならキャパシティプランニング、今の性能を調整するならパフォーマンスチューニングです。
取り違えやすい用語
- MTBFとMTTR(故障せずに稼働している平均時間と、修復にかかる平均時間)
- キャパシティプランニングとパフォーマンスチューニング(将来の負荷を見込んだ資源の計画と、現在の性能のボトルネック解消)
- FTAとFMEA(望ましくない事象から原因をたどる分析と、部品の故障モードから影響をたどる分析)
試験での出方
- アクティブ-スタンバイ構成で、フェールオーバー時間を考えた稼働率を求める(令和5年度 秋期 問15)
- 装置を直列・並列に組み合わせた構成の稼働率を比べる(令和5年度 春期 問16、令和6年度 秋期 問14、令和7年度 春期 問13)
- MTBF・MTTRと稼働率の関係として正しい記述を選ぶ(令和7年度 秋期 問13、令和7年度 春期 問12)
- SLAの可用性目標を達成するために減らすべき停止時間を求める(令和7年度 春期 問55)
- インシデントの発生経路と原因を分析し、発生確率を算出できる技法を選ぶ(令和7年度 秋期 問55)
- ジョブの処理時間から、CPUと磁気ディスク装置の使用率を求める(令和5年度 春期 問14)
- サーバとネットワークの性能から、1秒間に処理できる件数を求める(令和6年度 秋期 問15)
- 性能評価でシミュレーションを用いる方法の特徴を選ぶ(令和6年度 春期 問15)
- タスクの多重度の違いによる処理完了時間の差を求める(令和6年度 春期 問18)
- M/M/1の待ち行列で、平均待ち時間が処理時間以上になる利用率を求める(令和7年度 秋期 問2)
- ブロックに分けて線形探索するときの平均比較回数の式を選ぶ(令和7年度 秋期 問6)
- HPCマシンの更新後のノード数と総理論ピーク演算性能を求める(令和7年度 秋期 問11)
- IaCの説明を選ぶ(令和7年度 秋期 問12)
- キャパシティプランニングの目的を選ぶ(令和7年度 秋期 問14)
出題された回
全年度から出題。10問で実力を判定します。登録不要。
解説と用語ページは生成 AI が書き、別の生成 AI が確かめています。作り方